武田塾西宮北口校の所在地・塾生の声・アクセス方法をご紹介します。
住所 | 〒662-0834 兵庫県西宮市南昭和町2-30 山下ビル2階 |
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最寄り駅 | 阪急/神戸線「西宮北口駅」から徒歩3分 |
TEL | 0798-42-7311 |
FAX | 0798-42-7312 |
受付時間 | 【月・火・水・木・金・土】13~22時 【日】10~18時 |
近隣のエリア | 西宮市、神戸市、芦屋市、宝塚市、伊丹市、川西市、尼崎市 |
対象学年 | 高校1年~3年生・既卒生 |
こんにちは。
『日本初!授業しない塾』、武田塾西宮北口校の校舎長北野と申します。
現在、生徒数は130名を超え、関西で一番大きい校舎になりました。
また、昨年度は合格実績で表彰されている校舎です。
武田塾の指導内容は、一言でいうと受験合格までのペース管理とコンサルティングといったとこでしょうか。
詳しい内容を書き出すと止まらなくなるので、よければ詳細は無料受験相談にお越しいただければと思います。
無料受験相談では、武田塾の勉強法と大学合格までの逆算を入塾の如何に関わらずお話しさせていただいております。
武田塾には入塾テストはありません。
現在の学力で入塾できないということはありませんし、クラス分けも当然存在しません。
もし、行きたい大学が現在見えないという方も大丈夫です。
進路相談や質問対応は毎日できます。
しかし、点数を上げたい!この大学に合格したい!という前向きな気持ちは武田塾に入塾する上で必須だと思っています。
私は、以前メガバンクに勤めていましたが、そこで感じたことがあります。
社会が求めている人は、自主的に考えることが出来る人です。 今は出来なくても、自信がなくても一歩ずつ小さな成功を積み重ねていけば、必ず大きな成功を勝ち取ることができます。
受験は大変なものですが、一緒に小さな成功体験をたくさん積み重ねて逆転合格を目指しましょう!!
西宮北口校 校舎長
北野 智規
きたの ともき
武田塾で学んだ先輩たちと〝全く同じ勉強法〟を、
なんと入塾せずとも無料受験相談の段階で全部知れてしまいます!
無料受験相談を受けただけで関関同立に受かる生徒も毎年たくさんいます。
詳しくは下のバナーからご覧ください。
\キミも先輩たちに続け!/
西宮北口校に在籍している塾生の声を聞いてきましたので、ご紹介していきます。
名前(イニシャル) | H.Eさん |
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学年・性別 | 高校3年生・女子 |
多分武田塾のシステムがなせる業だからでしょうか。講師が親身になって教えてくれているので、私のほうからも質問がしやすいです。今思えば講師が教壇に立って教えているスタイルでは質問するのは難しかったと思います。ここでは先生が私のそばで私の学力にあった勉強法を教えてくれるのです。これは画期的だと思いました。
勉強のやりかたとでも言うのでしょうか。それを教えてくれて、おかげ様で塾に通っていない時の勉強も効率が良くなり、元々志望していた大学よりもランクの高い大学も視野に入ることができました。
まだまだ受験はこれからですが、武田塾西宮北口校の先生達には感謝してもしきれません。
名前(イニシャル) | D.Nさん |
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学年・性別 | 高校3年生・男子 |
医学部の合格を目指して武田塾で頑張ってます!
学校の授業と違って、自分が分かるまで教えてもらえるのが武田塾の魅力だとおもいます。
僕は自分で勉強の計画を立てるのが苦手だし、家にいるとスマホでゲームとかラインとかしてしまうので、毎日自習室にも通って勉強するようにしてます。
先生は理解するまで丁寧に教えてくれるし、勉強の仕方までアドバイスしてくれます!
一人で勉強するのが苦手な人はぜひ武田塾に通うべし!
名前(イニシャル) | E.Kさん |
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学年・性別 | 浪人生・男子 |
自分で言うのもなんですが、僕はわりと勉強ができるほうでした。
でも難関大学といわれるところへ行きたいので、今の授業内容は無意味だと感じ、参考書を使って自分で勉強できる武田塾を選びました。
まず、ここへ入って一番良かったなと感じたところは、「時間を有意義につかえるようになったこと」です。
今までは、日々の勉強ペースがバラバラで、がっつり何時間も勉強するときもあれば、ちょっと手を抜いてしまうこと、または次に何を勉強しようか悩んでいたばかりに時間が過ぎていったことなど様々ですが、武田塾ではペース管理もしてくれますし、不明点も細かくわかりやすく教えてくれるので、問題解決にかかる時間がかなり短縮できました。
今は浪人生ですが、ひとりひとりに与えられた時間は有限なので、ライバルたちに負けないようこれからも頑張りたいと思っています。
また、担当してくれた方がとても気さくな人で、勉強以外の話をしてくれたこともいい刺激になりました。
名前(イニシャル) | S.Kさん |
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学年・性別 | 高校1年生・男子 |
中学の時、家庭教師に来てもらってました。
周りは塾にいってる友達が多かったので、すこし羨ましく思ってました。
家庭教師も塾もどっちがいいってことはないけど、友達にすすめられて入った武田塾の西宮北口校は、けっこう自分にあってました。
授業しない塾ってホームページに書いてあったけど、自分で勉強する力がついて講師がそれをサポートしてくれる感じです。
少しずつですが勉強が分かってきて成績アップに繋がってきてるので、僕の場合は家庭教師よりも武田塾があっていると思います。
まだ行きたい大学が決まってないけど、どこでも受験できるくらい学力高めたいです。
西宮北口校から筑波大学に逆転合格した生徒がいますので、ご紹介したいと思います。
合格した筑波大学理工学部応用理工学類は偏差値57.5
物理、化学の偏差値は70前後になった。夏明けの模試で国語はやばかった。
秋からは武田塾で国語もとった。
今は漠然と工学系の職に就きたいと思っている。
研究で有名な大学なので最先端の技術を見ることが出来ると思う。何か面白い研究が見つかれば、研究職へ進むのもいいかもしれない。
「授業じゃなくて参考書」「一冊を完璧に」といった指導方針に共感した。
実際のところ、自分には一番合っていた。
現役時代は模試の成績の振れ幅の大きかったが、安定した。
参考書への取り組みが確実になり、基礎が固まった。
物理が得意科目になったこと。
教務の先生から大学に入ってからのことを教えてもらえたこと。
通っていた高校が進学校なので、浪人すると駿台へ行くのが当たり前のようになっていました。僕の兄貴も浪人したときには駿台に通っていました。
そんな兄や高校の先輩に聞いても、駿台自体がハイレベルな生徒の集まりのようです。だから当然のように授業に付いて行けなければ、置いていかれてしまいます。集団授業で自分の要らない講座でも、予備校の方で勝手にカリキュラムを組まれてしまうようです。
僕の場合は、得意な科目と苦手な科目がはっきりしています。だから得手不得手によってメリハリを付けた勉強が必要だと思っていました。そのこともあり、聞けば聞くほど駿台のやり方ではダメなように思い、塾探しを始めたのです。それでも他の予備校もダメなら、駿台に行くしかないと思っていました。
早速、河合塾と東進予備校には電話をかけて資料を取り寄せました。その直後にネットで武田塾のホームページを見つけたのです。
実は現役時代の3年間、アップ教育企画のやっている研伸館に通っていました。ここは進学校の生徒ばかりを集めているので、ハイレベルな授業ばかりです。さらに進むスピードが速くて、予習復習が間に合いません。それでもどんどん進んでいきます。
塾でも定期テストがあるのですが、ぜんぜん点が取れなくて再テストを受けたこともあります。高校時代は部活の朝練もあります。授業が終わると、再び部活です。それでも何とか食らいついて行きました。研伸館は学校からの帰り道にあったので、部活を夜の7時ぐらいまでやって、そのあと塾で10時頃まで授業を受けて帰る日々でした。
それも高校1、2年の時は1教科だけを、週2回受ける程度でしたが、本格的な受験勉強が始まった高3の夏からは幾つもの教科も受けて、疲れ果てて帰りました。それでなくとも、めちゃめちゃ大人数の集団授業なので、僕の生活リズムには合わない塾だったように思います。体力的にきつかったし、休日に予習復習を一気にやってしまわないと追い付かない塾でした。
僕が通っていた武田塾西宮北口校は、武田塾の中でも出来たばかりの校舎でした。
それでなくても、先輩に聞いても同級生に聞いても、誰も武田塾を知りません。それでも偶然、武田塾のホームページを見たときに、自学自習を推奨して勉強の管理に特化した指導をする塾だということに興味を持ちました。さらに無料受験相談をやっていることを知って、すぐに申し込みました。
受験相談でも、武田塾のホームページに載っているのと同じように、「授業じゃなくて参考書を使った自学自習が大切だよ」「一冊を完璧にしないと役に立たない」などといった話を聞かせてもらい、さらに志望校合格のためのルート(一人ひとりの受験生に合わせた、志望校合格のためのカリキュラム)を示してもらいました。
実はこの受験相談の時に、今までやっていた問題集の名前を訊ねられ、「今から、その問題集の中に載っている設問でテストしたら、何割ぐらい取れるの?」と訊かれてギクッとした覚えがあります。
結構熱心にやっていた問題集だったし、充分過ぎるほどの達成感を持っていた参考書ですが、「100%出来ます」と言えません。今すぐテストされたら、良くても8割かな? もしかすると7割も行かないなと思ったのです。だから実際には、武田塾のいうところの「一冊を完璧に」出来ていなかったのです。
勉強したつもりだけで、それなりの達成感は得ていても実際には身に付いていないことに気づかされました。あえてピンポイントで僕の弱点を突かれたことで、なぜ現役で志望校に合格出来なかったのかを思い知らされたのです。これが、駿台や河合塾や東進などの有名予備校でなく、僕の周りでは誰も知らなかった武田塾に入ろうと思った理由です。武田塾のやり方にすごく納得して受験相談を受けた当日に、受験相談のその場で入塾したいと申し込みました。
先に書いたように現役時代は研伸館に通って、ハイレベルな授業を受けていました。さらに周りもやっているからと、次々と難しい問題集に手を出していました。
地盤がグラグラのところに上へ上へとドンドン積み重ねていったのです。その結果、数はこなしているので自分の知っている問題が出たら完璧ですが、少しひねられただけで全滅です。基礎を応用しないと出来ないような問題は手が出ません。
現役時代の追い込み時には、志望校を大阪大学にしてもA判定が出ることもありました。ただし模試のたびにE判定からA判定までばらばらで、平均するとC判定という状態でした。
武田塾のルート通りにやるようになって徐々に成績が安定し始めるのですが、基礎が固まるまでは同じような状態が続くことになります。
浪人生活を始めると、高校時代とは違い徐々に朝は起きるのが遅くなっていきます。夜型というほどではないのですが、朝は9時台に起床、武田塾は13時からなので、それまでは家で単語帳などの暗記物をやっていました。
両親が共働きなので、朝食は自分で作ります。食事の準備作業中でも単語帳など暗記物ならチョコチョコやれます。問題集などを使った勉強は、ちゃんと集中できる場所でないと身に付かないので、武田塾に行くまでは単語などの暗記系に走っていました。
武田塾の自習室では、集中しないと解けないような難しい問題集などに挑戦です。夕食も取らず、武田塾ではひたすら勉強です。20時くらいまでずっと勉強して、家に帰ってから晩御飯といったスケジュールです。だから13時から20時までの間は、武田塾で出された宿題(課題)に集中してバタバタ終わらせます。
そして帰宅後は、書いたりする勉強より地理、国語、英語などの暗記系です。単語帳などはいつでもパッと開いてすぐに勉強できます。もちろんそれでも家族揃って食事をするときはやりません。それ以外は常に暗記物に目を通すという生活でした。さらに毎日、24時には寝るようにしていました。
「大学の理系は女子が少ないけど、女子は人脈を広げるのが得意で、先輩から定期テストの過去問などを貰って来るし、出題傾向などを聞いてくるから、入学したら女子とは仲良くしとけよ」
武田塾で教務の先生と雑談に興じるのは、塾へ行って直ぐか帰る間際です。女子学生と仲良くしておいた方がいいって話やサークルの話、アルバイトの話など、教務の先生も受験生のモチベーションアップを考えて楽しい話をしてくれます。
最初の受験相談の時に「授業を聴くより参考書の方が効率がいいことは分かるよね」「問題集も沢山やるより一冊一冊を完璧にした方が身に付くと思わない?」という話を聞いて、現役時代の授業で「参考書を読めばすぐ分かる話なのに、なんでダラダラと授業を続けるんだろう」とウンザリしたことを思い出しました。
さらに武田塾のルートに沿って、一週間ごとの宿題(課題)のあとに確認テストをやることにも違和感はなかったのです。高校でも出された課題は100%やっていたので、武田塾でも出来るという自信はありました。
実際に武田塾でルートに沿った勉強を始めて、確認テストを次々と突破し始めると、成績は順調に伸びて行きました。以前はムラがあった模擬テストの成績も、堅実にA判定です。スランプらしいスランプを感じることなく、基礎から応用へと進めることが出来ました。
武田塾に入る前は成績にムラがあったと書きましたが、現役時代は、それがなぜなのか分からないまま大阪大学に挑戦して、センター試験はイマイチ、2次試験は丸っきり太刀打ちできない状態で撃沈されてしまいました。
武田塾に入ってからは、それこそ余りにも当たり前だからこそ逆に目から鱗だったのですが、問題集のやり方などを教えてもらいました。自分のできていなかったところを下から順に、簡単な問題集からどんどんレベルアップして穴を潰していく方法です。当然のようにここで、武田塾の場合は「一冊を完璧に」ということを徹底します。
課題を決めてやり切るという方法は高校時代にもやっていたのですが、たぶん同じように勉強しているようでも、基礎から順番に「一冊を完璧に」固めて行って、最終的には志望校の合格点が取れるように導くルート(合格までのカリキュラム)にムダがなかったことが大きかったと思います。
今度こそ本当に模試の成績は安定してA判定になりました。結果的には大阪大学を断念するのですが、センター試験も2次試験も「合格点は取れる」「あとは試験を受けるだけ」という心持ちで挑むことになります。
高校時代は、物理が得意というほどでもなかったのですが、武田塾で担当の先生に教わるうちに成績がどんどん上がって、「これが得意科目です」と言えるようになりました。
その武田塾の先生の話が面白くて、それと同時に分かりやすかったことが一番の理由ですが、「一冊を完璧に」という武田塾の勉強法も影響しているように思います。プロフィールの中の『好きな参考書』で紹介した『物理のエッセンス(河合塾シリーズ)』という参考書の存在も大きかったようです。
この本は最初にやる基礎の参考書ですが、物理は公式の暗記だけをやっていると、応用問題などに対応できなくなります。公式の暗記で点数を稼ぐことばかりを考えるのでなく、なぜその公式が作られたのかなどの根本理解を深めるように努力すると、次々と応用問題が解ける楽しさが生まれてきます。
根本的な理解を深めることの大切さを教えてくれて、実際に物理の根本理解を促してくれたのが武田塾で担当してくれた講師の先生と、『物理のエッセンス(河合塾シリーズ)』という参考書でした。「一冊を完璧に」の言葉通り、この参考書を徹底的に読み込むことで物理の基礎が盤石になったと思います。この参考書は丁寧に書かれているので、幾度も読み込むことで物理が得意科目になったのです。
この参考書を終えた後でも、過去問などで分からないところが出てくると、この参考書に立ち戻って勉強するという教科書のような使い方もしていました。その結果、今ではハッキリと、「得意なのは物理です」と言い切れるようになりました。筑波大学理工学部応用理工学類では、進学後に化学系と物理系に分かれるようですが、絶対自分には、物理系が向いていると思っています。
朝食を作りながら英単語を覚えるなど、自宅での勉強のほとんどを単語帳などの暗記系に充てていたと書きました。もしかすると他の人たちより、暗記系には時間をかけていたのかもしれません。
英語には、高校の先生に教わった勉強法がありました。派生語があるので、動詞を調べたら、それの名詞、形容詞があって副詞があってというように、分からない単語が出てきたら電子辞書で引いて、その単語の活用形を全部バーッと覚えてしまうという勉強法です。
動詞も動詞と前置詞をセットで覚えていないと、実際には使えないことがあります。その単語だけをひたすら覚えていても、後ろに続く前置詞を知らなかったら、英訳しろと言われたときに使えないことがあります。だから一続きで覚えてしまうことや、例文で覚えてしまうことを意識して覚えました。このように派生語も一緒に覚える方法で、センター試験の英語は満点が取れました。
地理の場合、分厚くて読むのに時間を要する参考書がほとんどです。日常的な受験勉強でも、参考書があれだけ分厚いとダラダラ読んでも頭に入りません。その土地の気候が農業や工業などに影響する気候帯などは色鉛筆を使い、世界地図に色を塗ることもやっていました。
ここの気候はこれだからと自分で色分けして色を塗るような作業をすれば、基礎になる気候帯を完璧に覚えることが出来ます。そこまでやれば農業や工業など、全体の知識を把握するために活きて来るのです。市販の参考書には、すでに気候帯ごとに色が塗ってありますが、それを眺めているだけでは覚えられません。
やはり手を使って、書いたり塗ったりすることで覚えなければと思います。このような努力を繰り返したからでしょうか、センター試験の地理の結果は82点でした。
地理の参考書が分厚いと書きましたが、他の科目だってコンパクトにまとめられた参考書など余りありません。
センター試験の場合、休憩時間が1時間もあるので、誰もが会場へ参考書をもって出かけます。ところが分厚い参考書を持ち込んだとしても、あるいは何冊もの参考書を持ち込んだとしても、限られた時間の中では何から手を付ければいいのか分かりません。
『負の歴史ノート』というようですが、僕の場合はセンター試験当日に使うために、模試でよく間違えるところや計算間違いをやりがちな問題など、あるいは忘れそうな知識を一冊のノートにまとめておきました。
コンパクトに1時間できちんと読めるくらいの量のノートを作っておいたのですが、センター試験ではこれが役立ったように思いました。
もともと国語は苦手科目です。僕自身が典型的な理系なので、当然のように苦手です。
それでも古文や漢文は、最低限のやるべきことをやっておけば、ある程度の点数が取れます。ところが現代文ともなると、何かちょっとしたコツが必要なようで、特に小説や評論に関する問題での読み取りに四苦八苦していました。勉強法が分からないというか、最後まで解答するためのコツが呑み込めなかったのです。
他の科目は基礎固めと同時に模試や過去問の成績も安定してきたのですが、国語だけは相変わらずの大波小波です。それでも当初は模試の成績も順調に伸びていたので、それほどの危機感を持たないまま夏の終わりを迎えました。
もうすぐ秋だと思った頃に受けた夏明けの模試で、極端に偏差値が下がったことがあります。これは「ちょっとヤバイかも」と、もう一度国語に力を入れ始めました。さらにセンター試験の2か月ぐらい前からは、ひたすら過去問を解いていたので、センター試験直前期になって、割と点数が取れるようになりました。
ところが、ところがです。センター試験の本番で、「これくらいは取れてるやろ」と思っていた点数が、実際に採点してみると最悪の状態です。何と試験本番になって過去最低点を更新してしまいました。
国立大学の場合、理系の2次試験で国語を課さない分、傾斜配分というセンター試験での得点配分の調整で国語の配点が多くなるところがあります。
センター試験の国語での躓き、これが第一志望だった大阪大学の受験を諦めることになる一因です。大阪大学はセンター試験での国語の配点が、他の国公立大学の中でもひと際多いのです。
だからといって最終的に受験した筑波大学の場合でも、それほどではないにしても舐めていると痛い目にあいます。僕の場合は出来なかったのですが、特に国語の場合は、付け焼刃では手に負えないので、何らかの事前準備が必要なようです。
単なる学力だけでなく、精神力も問われているのが大学受験のようです。いつも解いている問題とほんの少々違っただけで、模擬試験では解けているのに本番では解けなくなります。
特に国公立志望の場合は、5教科7科目を、すべての科目でオールマイティに出来ないと合格圏に到達出来ません。まして理系ならば万全を期すというか、120%の実力を蓄えてギリギリ受かるかどうかの瀬戸際です。過去の合格者の最低点を調べて、ギリギリでも超えているから大丈夫だなどと思っているようでは危ないのです。さらに試験本番では、思わぬミスをするものです。その思わぬミスをやってしまった僕が言うのですから、真実味があります。
つい先ほど、センター試験での国語の成績が史上最悪だと書きました。さらに数IIBで選択科目の回答欄を間違えてしまったのです。その結果、解いていた40点分をごっそり無くしてしまいました。
マークミスなんて、模擬試験でもやったことがありません。正直「マークミスなんて誰がやんねん」と思っていました。「マークミスに気を付けるように」と聞いたことはありましたが、「そんなん、ありえへんやろ」と思っていました。
数IIBでは、大問1、大問2は筆頭で全部解答しなければいけなくて、3、4、5は選択問題になっています。そしてマークシートの解答用紙は、3が表にあって、4、5が裏にありました。
僕は先に選択問題から解きました。選択問題は3、4を解くことにしたのですが、それを4、5のところに書いてしまったのです。解いている最中には全然気が付かずに、試験用紙を提出するときにハッと気付きました。その時にはすでに万事休すです。40点もの得点が一気に消えてしまいました。
そのあとに物理と化学のテストがありました。その前に1時間の休憩時間です。
40点も失った直後です。今まで以上に、この2科目でプラス40点を取らなければならないのです。ともかく自分を落ち着かせようとしました。そして臨んだ物理と化学です。プラス40点は無理でも、いつも通りに取ることが出来ました。不幸中の幸いというか、大阪大学は無理でも国公立大がまだ射程圏内に残っていました。
理系の大学ならば国立大学だと思っていました。さらに近くの国立大学といえば大阪大学です。現役のときに受けたのも大阪大学で、浪人中もセンター試験が終わるまでは大阪大学を第一志望にしていました。
先にも書いたように大阪大学は、センター試験の国語の配点が大きいのです。さらに数IIBでの致命的な失敗が重なりました。受けても危険水域からの挑戦になります。
何とか親を説得して、大阪大学以外の国立大学を探し始めました。大阪大学以外の国立大学と言えば、どちらにしても下宿になります。そうなれば近くても遠くても関係ありません。
『筑波大学理工学部応用理工学類』
この大学の、この学部の存在を知ったときに、もうここしかないと思いました。
何とはなしに理系に進もうという大枠だけを決めて、何処へ行きたいという明確な希望もなく、将来についても漠然と考えていただけです。一方で筑波大学理工学部応用理工学類は、1年目から幅広く勉強をする学部のようで、勉強をしているうちにやりたいことが見つけられるようです。最初は物理系に志望でも、あとで化学系に変えることも出来ます。まさに自分みたいにやりたいことが決まっていない学生向けの学類だと思ったのです。即断即決でした。
一応、滑り止めとしては関西大学システム理工学部や環境都市工学部もセンター利用で受けていました。
もちろん合格だったのですが、入学金も入れず、全部蹴ってしまいました。筑波大学に受からなければ、後期試験も受けていたとはいえ、2浪も検討しなければなりません。
後がないのです。すごくドキドキして12時のWEBでの発表を待っていました。そうしたら10時には大学の掲示板に合格者の番号を張り出したようで、合格発表の掲示板を撮ってネットに載せてくれた人がいました。ちょっと「筑波大学 合格発表」と検索しただけですぐに見つかって、「アレー!?」って感じです。
だからなのか〝嬉しい〟というより〝とりあえずホッとした〟という感じです。
受験会場には魔物が潜んでいます。
僕と同じ轍を踏んで欲しくないから、もう一度僕の失敗に触れておきます。
センター試験のマークシートの解答欄の形式などは、模試などで慣れていると思います。それでも僕の場合は数IIBで時間に追われ、回答欄の確認もしないで裏面から始めてしまったのです。
3の解答欄が表にあると気づかず、裏の解答欄に4、5と書いてあるにもかかわらず、何も見ずに4と5の欄に3と4を解答してしまいました。試験本番で注意するだけでなく、常日頃の模試の段階から、テスト開始と同時に解答欄を確認することが大切です。でないと僕のように、ゴッソリと点数を失くすことになります。
僕の場合は本番でのミスがたたりましたが、受験勉強そのものは順調だったと思います。それというのも集団授業の限界を知り、武田塾の「一冊を完璧に」という参考書を使った自学自習を続けたからだと思います。
それと合わせて武田塾でルートと呼んでいる、一人ひとりに合わせた志望校合格までの明確なカリキュラムがあったからです。その指針通りに、さらに毎週の確認テストで合格点が取れるように勉強すれば、間違いなく合格へ近づいているという安心感がありました。
みなさんはこれから受験勉強です。もちろん僕も大学での勉強が待っています。でもその前に、浪人してからも7月ぐらいまでは続けていたランニングを再開します。近いうちに筑波山を見ながら走ることになりそうです。
武田塾で学んだ先輩たちと〝全く同じ勉強法〟を、
なんと入塾せずとも無料受験相談の段階で全部知れてしまいます!
無料受験相談を受けただけで関関同立に受かる生徒も毎年たくさんいます。
詳しくは下のバナーからご覧ください。
\キミも先輩たちに続け!/